発達神経外来
中野省三院長(日本小児神経学会評議員、日本小児科学会代議員)が担当しています。熱性けいれんや、てんかんなどの発作性疾患、脳性麻痺や協調障害などの運動障害、発達や言葉の遅れとか夜尿、遺尿、遺糞、不登校など情緒面での問題、睡眠障害や自律神経障害、脊髄、末梢神経障害や筋疾患、代謝疾患などを対象としております。18チャンネルのビデオ脳波計や誘発電位、筋電図などが本院で可能であり、外注による薬物血中濃度検査やCT,MRI検査などを駆使して正確な診断と的確な治療に努力しています。ボイタ法の講習会も受講しており、乳児の発達に問題がある場合には、ハンドリングによる刺激訓練も行います。
喘息・アレルギー外来
中野博子副院長(日本アレルギー学会認定医、小児科学会認定小児科専門医)が担当しています。アトピー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、易感染性(風邪や中耳炎を繰り返す体質)などの免疫異常を対象としています。不必要な食事制限により発達面で遅れを来すことがあることも指摘されており、乳児においても皮膚検査や血液検査により抗原検査を出来るだけ実施しています。その結果や食生活、住宅環境などのアンケートに基づいて、アレルギーの原因除去に努力しています。それでも症状が強い方には症状に合わせて抗アレルギー剤を使用したり、気管支拡張剤や吸入療法を続けたりします。スギ花粉症の難治の方には舌下免疫療法なども取り入れて最新の治療を行っています。
健康診断
中野省三院長が担当で生後1カ月、3カ月、6カ月の健康診断には特に力を入れています。この時期は、中枢神経が急速に発達している時期で、飲みが悪かったり、呼吸困難などがあると脳に悪影響が起こります。物音にびっくりし易かったり、身体を反り返らしやすいとか、うなったり、眠りが不規則であったりする場合は要注意です。是非とも個別健康診断を受診するようにして下さい。